インファナル・アフェア II 無間序曲 「無間道２」
インファナル・アフェア II 無間序曲 「無間道２」
おとめ座
大ヒットした前作「無間道～インファナル・アフェア」
の主人公2人を中心に過去にさかのぼった作品。「インファナル・アフェア」3部作の2作目。
1作目である「インファナル・アフェア」を観た時も、唸らされたけれど、2作目の「無間序曲」はさらに良かった。
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ストーリー
1991年、大ボスクワンが暗殺され、その混乱に乗じて離反をもくろむ配下のボス4人。しかし5人目のボス サム(エリック・ツァン)だけは静観していた。
彼はラウ(エディソン・チャン)を警察へ潜入させようと考えていた。ひそかに想いをよせていたサムの妻マリー(カリーナ・ラウ)の口からその事を告げられ危険を覚悟で引き受けられる。
一方、警察学校では主席候補のヤン(ショーン・ユー)がクワンの私生児だということが発覚し退学させられるが、密かにウォン警部のもとでにハウの組織へ潜入させるエージェントなる。
感想
前作からさかのぼること11年前のお話になってます。若き日のラウとヤンの交差する運命が今回も描かれています。マフィアの構成員が警察に、警察官がマフィアに潜入してスリルあふれる活躍をする前作よりも時間的に少し前です。彼らがどういったいきさつで潜入することになったのか、そしてウォン警部とマフィアのボス、サムの微妙な力関係について説明したストーリーです。実は期待していたのは二人の若者の青春像的なものだったのですが、実際にはおじさんパワー大爆発で、ウォン警部とサムがとてもとてもいい味だしてました。いっぱいドキドキ。あと、死を覚悟しつつも男の元に向かう女…そこまで思いつめられるとは幸せだなぁ。